中頓別町国民健康保険病院
看護師

石神 由佳

平成30年入職

プロフィール

佐賀県出身。東京の看護学校に進学、卒業後は九州に戻り、看護師として総合病院や企業の健康管理室で勤務。その後各地の病院で勤務する派遣看護師を経験後、結婚を機に中頓別町に転居し、中頓別町国民健康保険病院へ入職。

伸び伸びとした町の環境、その中で人と触れ合い、
町の方の健康を支えるやりがいがあります

 高校3年の夏までは将来の夢もなく漠然と普通の大学に行こうと思っていました。進路指導を受けているうちに「自立して生きていける仕事に就きたい」と思うようになり、東京に出て看護学校に進学しました。看護師を取得後は九州に戻り、民間の総合病院や企業の健康管理室での勤務をしていました。30代も後半になると病院で役職や、学会発表、人材育成など自分の仕事以外にも多くの役割を担い、ちょっと疲れてきました。そこで各地の病院で勤務する派遣看護師という働き方を知り、浜頓別町や、長崎の壱岐などで勤務しました。

 浜頓別にいた時、環境が良く、自由で、伸び伸びと働けることを感じました。その後結婚を機に中頓別に引越しをし、中頓別町唯一の当院に入職しました。

患者さんも町の方とも自然と顔見知りになれる病院
事とプライベートを両立できるのも魅力です

 当院へ入職して、まず地元の人との関係が濃いことを感じました。私は他から転居してきましたが、病院で働いていると患者さんも自然に顔見知りになります。

 大病院では、病棟、外来、内視鏡、検査など役割が分業されていますが、当院では規模が小さいためすべてに関わっていきます。現在は病棟勤務ですが、例えば当院の患者さんを遠方の他院へ救急搬送するときなどは私たちも付き添います。

 また、病棟で夜勤をしていると、患者さんから問い合わせの電話がかかってくることもあります。患者さんから症状を聞き取って、状況を推測して、先生に診てもらい、必要な場合は救急車で名寄まで搬送などといったこともあります。判断力も求められる仕事ですが、町の方の健康を支えているやりがいがあります。

 また、公務員の立場ですので安定していて、ほぼ残業もありません。17:15に終わり、17:20には病院を出て、17:30には家に着く生活が実現できます。朝も8:30始業ですが、病院には10分で着きます。仕事とプライベートを両立できるのも魅力です。

よいところを見つけて、ポジティブに生きたい
それが言霊となり、自分も周りも元気になれる

 看護師として、患者さんそれぞれの価値観を大事にしたいと思います。自分はこう思っても、患者さん、ご家族によって価値観が違います。一人ひとりの価値観を大切にしたいと思います。

 また、患者さんの気持ちや力を引き出すためには、いつも元気で笑顔でいたいと心がけています。患者さんに対しても仲間に対しても、できるだけポジティブでありたいと思います。負の感情や負のオーラを出してると人は離れていきます。そうではなく、どんな方でも、よいところを見つけて言葉に出すことを大事にしています。患者さんに対しても、職員に対しても。「ここが嫌」ではなく「ここがいいよね」と。それが言霊になり自分も回りも元気にしていきます。

 中頓別町には働きやすい環境が整っています。冬になると、町のスキー場のてっぺんから流氷が見えます。感動的な景色です。春や夏も緑がきれいで自然と優しい人に囲まれた街です。

 そんな素敵な環境の中で働いてみませんか?